サプライチェーンや流通に関する紛争、トレードシークレットの不正流用などの複雑な商事紛争、及び全米の消費者クラスアクション(集団訴訟)の企業側の代理を専門とする。担当したクラスアクションの1つは、ニューヨーク・タイムズやその他の新聞で取り上げられたこともある。また、クライアントの事業および製品が、適用される連邦、州、および国際的な規制に確実に準拠するようアドバイスしている。
ソフトウェア、自動車、バイオ製薬、国内外メーカーから消費財・家庭用品に至るまで、さまざまな業界の国内外大企業やフォーチュン200企業をクライアントに持つ。大手重機械メーカーの製造物責任担当弁護士として20年間勤務し、地域、全国で訴訟を担当した経験から、社内弁護士のニーズ、優先順位、目的について独自の理解と把握をしている。
数十年にわたる実務経験から、訴訟は紛争を解決するための手段のひとつに過ぎないことも理解している。誠実で客観的な紛争分析はクライアントから高く評価されている。
戦術的な訴訟戦略と現実的な訴訟以外の紛争解決手段とのバランスを通じて、クライアントの利益とレピュテーションを保護しながら、クライアントのリソースを抑えるよう常に尽力している。紛争解決の経験を踏まえ、クライアントの事業運営において紛争が発生しないようにするための積極的な戦略についてアドバイスを行っている。
勝利への意欲、法律に関する知識、創造的なアプローチへの取り組み、相手方の弁護士の出方を読み取る能力などもクライアントから高く評価されている。長年の経験からスキルは多岐にわたる。効果的な交渉と法廷での強力な弁護活動にも定評がある。
クラスアクションについて頻繁に執筆・講演を行っている。直近では、商事紛争に関する論文集で仲裁の章を担当した。
30年以上にわたり、工業製品や消費者製品の製造・販売・表示にかかる規制の遵守に関し、クライアントをサポートしてきた。アメリカ国内では、消費者製品安全委員会、運輸省道路安全交通局、連邦取引委員会、連邦通信委員会等による規制、プロポジション65、包装資材規制、国際的には、EUその他の地域で制定された製品安全規則、REACH規則(化学品の登録、評価、認可及び制限に関する規則)、ROHS指令(特定有害物質使用制限指令)、WEEE指令(電気・電子機器廃棄物指令)、ELV指令(廃自動車指令)等の規制に関した経験を有する。